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親の雑誌ブログ

古稀や喜寿って何歳? 長寿祝い(還暦・古希・喜寿・傘寿・米寿…)の年齢や由来をまとめました

カテゴリー:ブログ

投稿日:2021年02月17日(最終更新:2023年01月12)

『親の雑誌』はインタビューとお写真だけで気軽に作ることができる自分史です。長寿祝いのプレゼントとして多くのお客様にご利用いただいています。今回は長寿祝いの年齢早見表や、今年長寿の節目を迎えられる有名人の方々をご紹介します。

長寿祝いの年齢と由来

先日、義姉から「お義父さんの古稀のお祝い、何をお贈りしますか?」とメールをもらったことをきっかけに、古稀のお祝いに適している贈り物は何かと思い、改めて古稀の意味を調べました。還暦が「赤」を使うようにおめでたいことはみんな「赤(もしくは金)」かと思っていましたが、長寿祝いにはそれぞれの色があるそうです。また、数え年と満年齢のどちらで祝うのかを考えたら、いつお祝いするべきなのかもわからなくなってしまいました。両親の次の長寿祝いは「いつ」で「何か」ということを、1度しっかり復習(予習?)しておきたいと考え、今回は長寿のお祝いをする年齢や由来をまとめました。

2021年に長寿の節目を迎える著名人についても調べましたので、ぜひ最後までお読みいただけるとうれしいです。

長寿祝いのそれぞれの名前と年齢、由来

長寿祝いの年齢と色
※地域によってお祝いの年齢が異なることがあります。現在は、満年齢、数え年、どちらでお祝いしてもかまわないそうです。

長寿祝い

長寿を祝う節目の年齢ごとに、還暦や古稀、喜寿、米寿などの名称があります。元々は数え年で祝うものでしたが、現在では満年齢で祝うことが多いようです。ただし、還暦だけは数え年で61歳、満年齢60歳でお祝いします。 数え年は、誕生日を1歳と考え、元日に1歳加算します。
数え年=「現在の西暦」-「生まれた西暦」+1歳
満年齢は、誕生日を0歳と考え、誕生日が来るたびに1歳加算します。

長寿祝いのそれぞれ名前と由来は以下の通りです。

還暦(かんれき)

数え年61歳(満60歳)。イメージカラー「赤・朱」。生まれた年の干支に還ることから、「還暦」と呼ばれるようになりました。赤いちゃんちゃんこを着る風習があります。

古稀(こき)

数え年70歳(満69歳)。イメージカラー「紫」。中国の唐時代の詩人、杜甫の詩の一節である「人生七十古来稀なり」に由来しています。昔は70歳まで生きる人は稀でしたが、現代では稀ではなくなりました。現在でも昔の名残で「古稀」が使われています。

喜寿(きじゅ)

数え年77歳(満76歳)。イメージカラー「紫」。「喜」という字の草書体が七を3つ重ねた形(㐂)となり、その形が七十七と読めることに由来しています。

傘寿(さんじゅ)

数え年80歳(満79歳)。イメージカラー「黄・金茶」。「傘」の略字が八と十を重ねた形(仐)となり、その形が八十と読めることに由来しています。

米寿(べいじゅ)

数え年88歳(満87歳)。イメージカラー「黄・金茶」「米」の字をくずして見ると、その形が八十八と読めることに由来しています。

卒寿(そつじゅ)

数え年90歳(満89歳)。イメージカラー「白」(「紫」のときもあります)。「卒」の略字である九と十を重ねた形(卆)となり、その形が九十と読めることに由来しています。

白寿(はくじゅ)

数え年99歳(満98歳)イメージカラー「白」。百から一を引くと「白」となることに由来しています。あと1歳で100歳というお祝い。

紀寿(きじゅ)・百寿(ももじゅ)

数え年100歳(満99歳)。イメージカラー「白」。100年が一世紀ということから紀寿、また100歳であることから百寿と呼ばれています。

上寿(じょうじゅ)

数え年100歳以上の長寿のお祝いで毎年使える特別な名称です。

茶寿(ちゃじゅ)

数え年108歳(満107歳)。「茶」の字は「十・十・八十・八」に分解でき、それらすべて合わせると108(10+10+80+8)になることに由来しています。

皇寿(こうじゅ)

数え年111歳(満110歳)。「皇」の字を分解すると「白」が白寿の九十九、「王」は十がひとつ、一がふたつに分解でき、それらすべて合わせると111(99+10+1+1)になるに由来しています。

大還暦(だいかんれき)

数え年120歳(満119歳)。還暦を2回迎えることに由来しています。

『親の雑誌』のウェブサイトでも「長寿祝い」についてまとめていますので、そちらもご覧ください。

多くの長寿の節目がありますが、喜寿以降は漢字から思い浮かべれば、覚えやすくなりますね。百歳を迎えたときには、内閣総理大臣からのお祝い状と記念品が贈呈されます。

2021年(令和3年)の長寿祝い早見表

今年、長寿の節目を迎えられるのは何年生まれの方でしょうか。以下の早見表でご確認ください。

名称数え年数え年の生まれ年/
西暦(和暦)
満年齢満年齢の生まれ年/
西暦(和暦)
還暦61歳1962年(昭和37年)60歳1961年(昭和36年)
古希70歳1952年(昭和27年)69歳1951年(昭和26年)
喜寿77歳1945年(昭和20年)76歳1944年(昭和19年)
傘寿80歳1942年(昭和17年)79歳1941年(昭和16年)
米寿88歳1934年(昭和9年)87歳1933年(昭和8年)
卒寿90歳1932年(昭和7年)89歳1931年(昭和6年)
白寿99歳1923年(大正12年)98歳1922年(大正11年)
百寿100歳1922年(大正11年)99歳1921年(大正10年

2021年に古希・喜寿・傘寿・米寿・卒寿・白寿・百寿・茶寿
を迎える著名人は誰?

長寿のお祝い

古稀の説明でも書いたように「人生七十古来稀なり」に由来しています。昔は70歳まで生きる人は稀でしたが、現代では稀ではなくなり、70歳を超えてより一層ご活躍の方々もたくさんいらっしゃいます。今回は数え年で長寿の節目を迎えた著名人の方々のほんの一部をご紹介したいと思います。

2021年に古稀(数え年70歳)を迎える1952年生まれの著名人は?

・村上龍さん(小説家)
・中島みゆきさん(シンガーソングライター)
・さだまさしさん(シンガーソングライター)
・向井千秋さん(宇宙飛行士・医学博士)
・小池百合子さん(東京都知事)
・宮本茂さん(ゲームクリエイター/スーパーマリオ開発者)
・秋本治さん(漫画家)

2021年に喜寿(数え年77歳)を迎える1945年生まれの著名人は?

・吉永小百合さん(女優)
・宮本信子さん(女優)
・池澤夏樹さん(小説家)
・五味太郎さん(絵本作家)
・タモリさん(コメディアン、司会者)
・永井豪さん(漫画家)
・服部幸應さん(料理評論家)

2021年に傘寿(数え年80歳)を迎える1942年生まれの著名人は?

・小泉純一郎さん(政治家)
・福留功男さん(アナウンサー)
・今井通子さん(登山家・医師)
・山下洋輔さん(ミュージシャン)
・ささきいさおさん(アニメソング歌手・俳優・声優)
・小沢一郎さん(政治家)
・川久保玲さん(ファッションデザイナー)

2021年に米寿(数え年88歳)を迎える1934年生まれの著名人は?

・財津一郎さん(俳優)
・藤子不二雄Aさん(漫画家)
・田原総一朗さん(ジャーナリスト・評論家)
・高見映(高見のっぽ)さん(俳優・作家・NHK教育テレビ『できるかな』ノッポさん)
・山田太一さん (脚本家)
・筒井康隆さん(小説家・劇作家)

2021年に卒寿(数え年90歳)を迎える1932年生まれの著名人は?

・稲盛和夫さん(実業家、京セラ・第二電電(現・KDDI)創業者)
・白土三平さん(漫画家)
・桂由美さん(ブライダルファッションデザイナー)
・樋口恵子さん(評論家)
・小林亜星さん(作曲家)
・三浦雄一郎さん(プロスキーヤー・登山家)
・仲代達矢さん(俳優)

2021年に白寿(数え年99歳)を迎える1923年生まれの著名人は?

・佐藤愛子さん(小説家)

2021年に百寿(数え年100歳)を迎える1922年生まれの著名人は?

・瀬戸内寂聴さん(小説家)
・伊佐二久さん(医師、著作家)
・岩崎京子さん(児童文学者)

2021年に茶寿(数え年108歳)を迎える1914年生まれの著名人は?

・笹本恒子さん(写真家)

2021年2月現在、ギネス世界記録で世界最高齢の方が118歳なので、あと2歳で120歳の大還暦を迎えられます。

長寿祝いでは、どのような贈り物をしているのでしょうか?

お祝いする機会がたくさんあるのはうれしいことですが、贈り物を何にしようかと悩むこともあるのではないでしょうか。定番のプレゼントは、旅行、食事、花、色紙、似顔絵、フォトアルバムなどで、記念として残るものを贈り物とされる方が少なくない印象を受けます。そんな記念品のひとつとして、親のために贈る自分史『親の雑誌』を選ばれる方もいらっしゃいます。お申し込みいただいた方からは、「旅行や食事会だと、いつもの誕生日と同じになってしまうから」「飾るだけの記念品ではなく、思い出が残るモノが欲しかった」などのお声をいただいています。

どのような思い出が残るモノがつくられたのかは、ぜひ『親の雑誌』のウェブサイト内にある「『親の雑誌』をご利用いただいた方の十人十色、百人百色ある人生の物語の代表例をご紹介します」でご覧ください

親の雑誌ご利用者の声

「『親の雑誌』の取材を通じて、一緒に長寿をお祝いする気分が高まった」という声もあり、取材というコトを通じて、長寿祝いが特別なものになるという反響も多くありました。旅行や多くの人と一緒にお祝い会を開くのが難しい今、過去を振り返る取材と雑誌作りを体験することで、長寿のお祝いをしてみるのはいかがでしょうか。

『親の雑誌』の詳細はこちらから→『親の雑誌』ウェブサイト