2026年は午年!|馬のことわざあれこれ
カテゴリー:ブログ
投稿日:2026年01月05日(最終更新:2026年01月05)
2026年、今年は午年です。十二支の中でも力強さと躍動感を象徴する「午」。古くから人間の生活に深く関わってきた馬は、多くのことわざや慣用句にその姿を残し、私たちに人生の知恵を伝え続けています。今回は午年の始まりということで、馬にまつわることわざをご紹介します。
人間万事塞翁が馬:人生の浮き沈みを受け入れる
まず最も有名な馬のことわざといえば、「人間万事塞翁が馬」ではないでしょうか。これは中国の故事に由来することわざで、「幸福が不幸に、不幸が幸福に転じる。人生の吉凶は予測できない」という意味です。
辺境に住む老人の馬が逃げてしまったが、後に優れた馬を連れて戻ってきた。その馬に乗った息子が落馬して足を折ったが、そのおかげで戦争の徴兵を免れ命が助かった——という物語です。
『親の雑誌』のインタビューでも、このことわざを口にされる方がいらっしゃいます。若い頃の失敗が後の成功につながったり、辛い経験が人間としての深みを与えてくれたり。「あの時はどうなることかと思ったけれど、今思えばあれがあったから今の自分がある」——人生を振り返る時、そんな瞬間があるはずです。
新しい年を迎えた今、過去の出来事すべてに意味があったと捉え直すことで、これからの日々をより前向きに歩んでいけるかもしれません。
老馬の智:経験に勝る知恵はない
「老いた馬は道を知る」という意味のことわざです。これは、年老いた馬は何度も通った道を覚えていて、迷わず目的地に導いてくれるという中国の故事から生まれました。
転じて、経験豊富な人の知恵や判断力は信頼できる、という意味で使われます。まさに親御さんが持つ「人生経験」そのものを表していることわざですね。
現代社会では、新しい情報や技術ばかりに目が行きがちです。しかし、人間関係の築き方、困難への対処法、心の持ち方など、長年の経験から培われた知恵は、時代が変わっても色褪せることはないのではないでしょうか。
午年の今年は、親御さんの経験に改めて耳を傾けてみる年にしてみてはいかがでしょうか。何気ない会話の中に、今の自分に必要なヒントが隠されているかもしれません。
馬には乗ってみよ、人には添うてみよ:実際に経験することの大切さ
これは、馬の良し悪しは実際に乗ってみなければわからないし、人柄も付き合ってみなければわからない、という意味のことわざです。何事も、見聞きするだけでなく、実際に経験してみることの大切さを教えてくれています。
親御さんの若い頃の話を聞くと、「とりあえずやってみた」という積極性に驚かされることがあります。今ほど情報がなかった時代だからこそ、自分の足で確かめ、自分の目で見て、自分の手で触れることを大切にしてきたのでしょう。
現代はインターネットやAIで簡単に調べものができますが、実際に体験することでしか得られない学びがあることを、このことわざは教えてくれます。新しい年の始まりに、何か新しいことに挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
馬の耳に念仏:伝え方の工夫も大切?
馬に念仏を聞かせても意味がわからない、つまり、どんなに良い話をしても理解できない人には無駄だという意味のことわざです。少し皮肉な表現ですが、これは「伝え方」の大切さも教えてくれています。
親子のコミュニケーションでも、同じことが言えるかもしれません。良かれと思ってアドバイスをしても、伝え方によっては相手の心に届かないこともあります。親世代から子世代へ、子世代から親世代へ、それぞれが相手の立場や価値観を理解しながら言葉を選ぶことが、良好な関係を築く鍵になります。

午年の一年を、知恵とともに歩む
今年は午年。馬のように力強く、しなやかに、そして着実に前へ進む一年にしたいものです。
昔から伝わることわざには、先人たちが人生を通じて学んだ知恵が凝縮されています。それは、親御さんたちが生きてこられた時代の価値観や生き方とも結びついています。
親御さんと話す時に、「馬のことわざ」を話題として振ってみるのも良いかもしれません。そこから、思い出話や、親御さんの人生観に触れる会話が生まれるかもしれませんね。
2026年が、皆様とご家族にとって、馬のように力強く前に進める一年になりますように。そして、世代を超えて受け継がれてきた知恵を大切にしながら、温かい家族の時間を過ごせますように。
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