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親の雑誌ブログ

高齢になった親との関わり方:意識できるといいこと5つ

カテゴリー:ブログ

投稿日:2025年07月08日(最終更新:2025年07月08)

年齢を重ねるにつれ、親との関係性も変わってくると感じることが多くなりました。高齢になった親との関わり方は、以前に比べてスムーズとは言いにくい状態です。ですが、そんなことも受け止めつつ、少しでも良い関係を築けたらなと思っています。今回は意識するといいことをいくつかお伝えします。

1. 定期的なコミュニケーションの習慣化

まずは、定期的に連絡を取る習慣を作ることです。忙しい日常に追われていると、ついつい親への連絡が後回しになってしまいがちです。ですが、週に一度の電話、月に一度の訪問など、無理のない範囲で定期的に連絡を取ることを意識しています。

私は電話では、単なる安否確認だけでなく、親の近況や体調、最近の出来事についても聞くようにしています。また、自分のことや家にいる猫のことも積極的に話すことで、会話が割と盛り上がります。お子様がいらっしゃる方は、お子様のことをお話するのもいいかもしれないですね。

スマートフォンのビデオ通話機能を活用すれば、顔を見ながら話すことができるのでより安心です。また、Amazon Echoシリーズは離れて暮らす親御さんの見守りを兼ねたコミュニケーションを円滑にするデジタルデバイスのひとつです。

2. 親御さんの話に耳を傾ける「聞き上手」になる

高齢になった親御さんの中には、若い頃の思い出話や、昔の苦労話を繰り返し話す方がいらっしゃいます。「またその話?」と思ってしまうこともあるかもしれませんが、これらの話には親御さんのその後を変えたことであったり、自分がやってきたことを認めてほしいという気持ちが潜んでいたりします。

なので、親御さんの話を遮らずに最後まで聞き、「そうだったんだね」「お父さんにとって大事な出来事だったんだね」といった共感の言葉をかけてみてください。親御さんは自分の人生が認められていると感じることができます。また、話を聞く中で、今まで知らなかった親御さんの一面や家族の歴史を知ることもあるでしょう。

一方で、私の親は無口なタイプなので、むしろ話を引き出すことに苦労しています。その時の気分によって全く話さなかったりということもあるので、親御さんのタイプに合わせて、話しやすい環境を作る工夫も必要なのだろうなと感じています。

3. 一緒に過ごす時間を意識的に作る

物理的に一緒に過ごす時間を作ることも大切です。親御さんの好きなことや趣味に付き合ったり、一緒に散歩をしたり食事を共にしたりすることで、自然な会話も生まれます。

例えば、親が園芸好きなら一緒に花を植えたり、料理が得意なら一緒に昔ながらの料理を作ったりすることで、楽しい時間を共有できます。また、電話やビデオ通話では気づけなかった親御さんの変化に気づくこともあるでしょう。

4. 親御さんの自立を尊重しながらサポートする

高齢になった親御さんに対して過保護になってしまうこともあるかもしれません。ですが親御さんの自立性を尊重することも重要です。つい手が出ることもあると思いますが、できることは自分でやってもらい、本当に必要な時にサポートするというスタンスを心がけましょう。

健康管理や日常生活での小さな困りごとについては、親御さんの意見を聞きながら一緒に解決策を考えることも大事になってきます。親御さんを子供扱いするのではなく、1人の大人として敬意を持って接することも気を付けたい点です。

5. 感謝の気持ちを言葉で伝える

感謝の気持ちを言葉で伝えるのが照れくさいという方もいらっしゃると思います。ですが、親御さんに「ありがとう」という言葉を言える時に言ってみましょう。今でも心配してくれることへの感謝、おいしい料理を作ってくれることへの感謝、何かやってくれたことなど、小さなことへの感謝を言葉にして伝えると喜ばれると思います。

親御さんの自分史を親御さんと一緒につくる

親御さんが幼少期から現在までどのような人生を歩んできたのかを詳しく聞くことで、学生時代の思い出、就職時の苦労、結婚への思い、子育てで悩んだこと、仕事での成功や失敗など、普段の会話では聞けないような深い話を聞く機会が生まれます。

この作業を通じて、親を1人の人間として理解することができ、今まで知らなかった親御さんの一面を発見することができるかもしれません。また、親御さんにとっても、自分の人生を振り返り、お子さんやお孫さんに伝える機会は非常に貴重な機会です。

まとめ

高齢になった親との向き合い方に正解はありませんが、大切なのは親を1人の人間として尊重するこ都なのかなと思います。定期的なコミュニケーション、話を聞く姿勢、共有する時間、適切なサポート、感謝の表現、そして親の人生を形にする自分史作りなど、さまざまなアプローチを組み合わせることで、より深い絆を築くことができます。

親御さんが元気なうちに、今できることから始めてはいかがでしょうか。

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