写真選びの困りごと解決 | 最高の『親の雑誌』を作るためのおすすめ写真サイズ
カテゴリー:ブログ
投稿日:2024年10月18日(最終更新:2024年10月18)
『親の雑誌』制作で楽しくも大変な作業のひとつが「写真選び」です。過去の記事では写真の準備方法などについて紹介していますが、今回は『親の雑誌』をつくるために適切な「写真のサイズ」と、サイズの重要性ついてご紹介いたします。
この記事を読めば、「紙の写真はどれくらいの大きさなら掲載できるの?」「必要な写真のサイズが1000ピクセルと言われてもピンとこない」などの疑問がスッキリ解決できます。ぜひ参考にしていただき、最高の『親の雑誌』を完成させましょう。
【これまでご紹介した写真に関する記事は以下よりご覧ください】
写真の選び方や、写真の撮影方法については以下の記事でご紹介しています。
▶︎写真選び全体をご紹介「事前準備 -写真編-」
▶︎サンプル雑誌をもとにした掲載写真の説明
▶︎表紙写真を撮影する方法
写真のサイズって何?どうして大事なの?
ご準備いただく写真で一番多いのは「紙の写真」です。これを『親の雑誌』に掲載するときは、同じもしくはそれより小さいサイズで誌面に掲載するなら、紙の写真と同じような画質になります。
逆に、小さい写真の場合、写真を拡大して使用します。拡大すると写真の見た目は荒くなってしまいます。
紙の写真で一般的なサイズはL版(89mm×127mm)です。他にもL版の倍の大きさの2L版(127mm×178mm)、写真館で撮影したときには6つ切り(203mm×254mm)などになります。L版の写真であれば、表紙にはサイズが不足しますが、それ以外での本文での掲載であれば、基本的に問題ないサイズです。
次に、デジタルの場合です。写真のサイズは、デジタルでは「ピクセル」という単位で表されます。たとえば、スマートフォンで撮った写真なら「縦2000ピクセル×横3000」などと表示されることがあります。このピクセル数が多ければ多いほど、写真を引き伸ばしても(拡大しても)ぼやけにくく、高解像度で印刷時にもきれいに仕上がります。
また、データサイズ(メガバイト)も重要な要素です。写真のファイルサイズが大きいほど、印刷時に高品質な結果が期待できます。
写真のサイズの確認方法
スマートフォンで撮影した写真のサイズは、次の方法で確認できます。
■iPhoneの場合
1、写真を表示
2、画面を上にスワイプ(タッチパネルなどの面を指で押した状態のまま指をすべらせて操作すること)
3、下部分に画像情報が表示されます
■Androidの場合
1、写真を表示
2、画面を上にスワイプ(タッチパネルなどの面を指で押した状態のまま指をすべらせて操作すること)
3、下部分に画像情報が表示されます
パソコン上で写真のサイズを見るには、次の方法で確認できます。
■Windowsの場合
1、画質を確認したい画像データを右クリックします
2、表示された画面の「プロパティ」を選択します
3、画像情報が表示されます。「詳細」タブで画素数(ピクセルサイズ)が確認できます
■Macの場合
1、画質を確認したい画像データをcontrol+クリックします
2、表示された画面の「情報を見る」を選択します
3、画像情報が表示されます。
ピクセルやdpiって何?簡単に説明します!
ピクセルとは
ピクセルは、ディスプレーやデジタルカメラなどの画面・画像を構成する最小単位の点のことです。写真のデータは小さい点が集まってできていて、その点1つを1ピクセルといいます。
先ほど記載のとおり、このピクセル数が多ければ多いほど、写真を引き伸ばしても(拡大しても)ぼやけにくく、高解像度で印刷時にもきれいに仕上がります。
写真のきれいさで「◯万画素」という単語を聞くことがありますが、画素数とはピクセルの数の総数のことです。例えば200万画素は1080ピクセル×1920ピクセルなどです。
dpiとは
dpi(dots per inch)は、印刷時の解像度を示す単位で、印刷の細かさに影響します。1インチ(25.4mm)四方の正方形の1辺に何個ドット(点)があるかを示しています。通常、印刷物では300〜350dpiが高品質な基準とされます。つまり300dpiのときは、1インチの1辺に300個の点があり正方形の中には90000個の点が入ることになります。普通切手の長い辺が25.5mmなので、あの四角のなかに90000個の点があるということになります。
しかし、あまり専門的なことを考えすぎなくても大丈夫です。ピクセル数やデータサイズが大きければ、自動的に高解像度で印刷できるため、美しい仕上がりが期待できます。どれくらいのサイズが必要なのか?それは次の段落でお伝えします。
どんな画像サイズが適しているの?
『親の雑誌』のために、どれくらいの画像サイズが適しているか気になる方もいらっしゃるでしょう。以下に、具体的なサイズの目安を紹介します。
- 表紙用の画像
表紙はA4サイズで、掲載される写真のサイズは180mm×180mmです。そのため、できるだけ大きな写真が必要です。目安として、横と縦が2500ピクセル以上、またはJPEGの場合3MB以上の写真をご用意ください。
※ファイル形式によりデータサイズは変わります。サイズにご不安があるときはお気軽にご相談ください。 - 本文用の画像
本文に使用する写真は、基本サイズは横幅80mmです。こちらには、横1000ピクセル以上、またはJPEGの場合500KB以上の写真をお勧めします。
※ファイル形式によりデータサイズは変わります。サイズにご不安があるときはお気軽にご相談ください。。
サイズごとの印刷結果の違い
それでは、具体的に画像サイズによって印刷結果がどのように変わるのか見てみましょう。ここでは表紙用、本文用を例にします。上記の表紙画像は縮小されていること、またモニター画面上で見ているので大きな差は分かりづらいですね。印刷したとき、表紙はA4(縦297mm×横210mm)になります。そこで少し拡大してみましょう。
- 大きなサイズの画像(横2500ピクセル以上、約3MB以上)
表紙や本文に使用するのに最適で、印刷しても鮮明で美しい仕上がりになります。 - 中くらいのサイズの画像(横1300ピクセル、約1~2MB)
本文の小さな写真には使用できますが、大きな写真や表紙に使用するには画質が劣る可能性があります。比較画像を見ると髪の毛の線など曲線がぼやけて見えます - 小さいサイズの画像(横600ピクセル、約0.5MB)
このサイズの写真では、印刷するとぼやけたり、画質が粗くなります。特に表紙には適していません。比較画像を見ると画像の中に四角が見えてしまっています。
スマホやカメラで簡単にできる画像準備のコツ
- スマホやカメラの設定を確認しましょう
スマートフォンやデジタルカメラで写真を撮影する際には、最大サイズで撮影することをお勧めします。ほとんどの機種では自動的に高解像度の設定が選ばれますが、念のため確認しておきましょう。 - SNSやメッセージアプリで送られた写真に注意
SNSやメッセージアプリを使って送られる写真は、自動的にサイズが小さくなることがあります。オリジナルの大きなサイズの写真を使用するようにしましょう。
よくある質問
Q. 小さい画像しか手元にない場合、どうすればいいですか?
A. その場合、できる限り大きなサイズで再撮影するか、オリジナルデータを探してみることをお勧めします。特に表紙には、画質の良い写真が必要です。
Q. どのサイズの写真を用意すればいいのか分からない場合は?
A. 表紙用には横2500ピクセル以上または3MB以上、本文用には横1000ピクセル以上または0.5MB以上のサイズを目安にしてください。
美しい思い出を最高の形で残しましょう
『親の雑誌』は、皆様の大切な思い出を美しく形に残すための特別なサービスです。大きなサイズの写真を使用することで、より美しい仕上がりが期待できます。ぜひ、この記事を参考に、思い出を鮮明に残せるようにご準備ください。
『親の雑誌』のご紹介
『親の雑誌』のご紹介~親御様の想いと言葉が詰まった、世界に一つの宝物~
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「親の雑誌」だからこそできる経験があります。
- ・親が担当者と話をするだけで文章が完成します
- ・親子で写真を選ぶことで、一緒に思い出を振り返ることができます
- ・完成した「親の雑誌」を嬉しそうに手に取る親の顔を見られます
- ・親の人生を知り、感謝や尊敬の気持ち家族との繋がりを実感できます
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