fbpx

親の雑誌ブログ

2022年の節分はいつ?豆まきの由来や節分の日おすすめの家族での過ごし方をご紹介

カテゴリー:ブログ

投稿日:2022年01月26日(最終更新:2022年01月26)

節分福豆と鬼の面

毎年2月の恒例行事といえば「節分」ですね。
豆まきをして恵方巻を食べるという方も多いと思います。みなさんは毎年どんな過ごし方をしていますか?

今回は、2022年の恵方や節分の由来、そしてご家族で一緒に楽しめるおすすめの過ごし方をご紹介します。

■2022年の節分の日はいつ?

今年2022年の節分の日は「2月3日(木)」です。
「立春の前日」が節分の日とされています。立春は太陽の角度が315度をさす時とされているため、節分の日は年により変わることがあります。
例えば昨年2021年は2月2日で、2025年にも再び2月2日に節分を迎えます。
(節分の日)
2022年2月3日
2023年2月3日
2024年2月3日
2025年2月2日

■2022年の恵方は?

今年2022年の恵方は「北北西」です。
恵方とは、歳徳神(とくとくじん)というその年の福徳をつかさどる神様がいる方向のことです。この方向に向かってすることはすべて吉となるとされています。
(恵方)
2022年北北西
2023年南南東
2024年東北東
2025年西南西

桝に入った福豆と鬼の面とお多福の面

■節分とは?

節分とは季節の変わり目のことで、立春・立夏・立秋・立冬の前日をいいます。
日本では平安時代ごろから「二十四節気」と呼ばれる1年を24分割した暦が使われていました。この二十四節気で立春は「正月節」と呼ばれ、1年の始まりとされる日でした。言い換えると、立春の前日にある「節分」は今でいう大みそかにあたりますね。
昔は、季節の節目には邪気(鬼、悪意、もののけ)が入ってくると信じられていました。特に1年の節目である立春の節分は、新年を迎えるための邪気払いをする日として最も重要視されていました。

■豆まきの由来は?

豆まきは、唐の時代の中国から飛鳥時代の日本に伝わった「追儺」(ついな)と呼ばれる風習がその由来とされています。平安時代には宮中行事として、大みそかに鬼や疫神を払う儀式とされていました。
豆をまくようになったのは室町時代からだそうです。鬼の目である「魔目」(まめ)を滅ぼす力を持つ「魔滅」(まめ)すなわち「豆」に由来しているそうです。
江戸時代には節分に豆まきを行い、鬼を滅し邪気(鬼)を払い、無病息災を願うという風習が定着し、現在に至っています。

■節分の日おすすめの過ごし方

節分には、千葉の成田山新勝寺や、京都の吉田神社や、東京の浅草寺やなど、日本全国のお寺や神社で節分会が行われ、著名人や力士などを呼んで豆まきをするところもあります。
でも、今年はコロナ禍でなかなか気軽に外出できませんよね。そこで自宅で家族と一緒に楽しむ節分の日の過ごし方をご紹介します。

恵方巻と桝に入った福豆

1、恵方巻きを作って食べる

すっかり全国区になった恵方巻きは、ご存じのとおり節分にその年の良い方角とされる恵方を向いて食べる巻き寿司です。福を巻き込み縁起が良い食べものといわれています。包丁を入れずに丸々1本食べるのには、ご縁や福が切れないようにという願いが込められているそうです。家族でオリジナルの恵方巻きを作って食べるのも楽しいかもしれませんね。

2、年の数の大豆を食べる

火にくぐらせて炒り、邪気を払った炒り大豆は「福豆」と呼ばれます。この福豆を年の数だけ食べることは、「健康で幸せに過ごせますように」という願いが込められているといわれています。本来は数え年の数の豆を食べるとされていましたが、厳格な決まりはありません。家族の無病息災を願って食べるということが大切ですね。

3、お箸で豆つかみ競争

節分にちなんだ、豆を使うゲームです。用意するものは、お箸・皿2枚・節分用の豆。豆を入れた片方の皿からもう片方の空の皿に、お箸で一つずつ豆をつまんで移動しましょう。「用意ドン!」の合図で一斉にスタート。1分間でいくつ豆を移動できるかを競争します。お年寄りからお子さままで家族一緒に楽しめますよ。

鰯柊、節分

4、鰯(イワシ)と柊(ヒイラギ)で節分飾りを作る

鬼は鰯の臭いを嫌うとされ、鬼を追い払う魔よけの食べものとして考えられていました。また、今では珍しくなりましたが、節分の日に焼いた鰯の頭を柊の枝に刺して玄関に飾る風習もあります。焼いた鰯の臭いと煙で鬼が近寄れないように、そして柊のトゲが鬼の目を刺して家の中に入れないよう守ってくれているそうです。ご家族で一緒に飾ってみてはいかがでしょうか?

アルバムを一緒に見る4世代家族

5、家族で子どものころの節分行事や、思い出を語ろう

節分をテーマに、子どもの学校行事や、お父さんお母さん、さらにおじいちゃんおばあちゃんの思い出話を聞いてみてはいかがでしょうか?「豆まきの鬼役は誰がしていたの?」「玄関に飾るイワシって結構臭うんだよ」「昔は“鬼は内”っていったんだよ」など、時代や地域によっていろいろな節分の習慣があるものです。世代を超えた楽しいひと時になりそうですね。

日本には多くの行事がありますが、家族で過ごすと楽しさも増して、特別な思い出になりますよね。今年の節分は、家族でたくさん笑って楽しく福を呼び込みましょう!

親の雑誌3冊

「親の雑誌」は親のために贈る親の自分史です。ご両親がここまで一緒に歩んでこられた道のりの中で、感じた想いや思い出を「聞き上手」のプロがインタビューさせていただきます。気軽に作ることができ、ご両親の想い、ご家族の想いが詰まった、世界に一つだけの宝物が完成します。
「親の雑誌」でご両親と一緒に新しい宝物をつくってみませんか。