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親の雑誌ブログ

”国際ボランティアデー”~たくさんの出会いで誰かの人生とつながる~

カテゴリー:ブログ

投稿日:2021年11月30日(最終更新:2022年06月21)

”国際ボランティアデー”~たくさんの出会いで誰かの人生とつながる~

秋空とピンクのコスモス”国際ボランティアデー”
11月、雲が一つもない秋晴れの日に、「親の雑誌」のオンライン取材を行いました。

取材対象の70代男性は、地域の清掃活動や小学校へのピッチングマシン寄与など、ボランティア活動を通して地域に貢献されている方です。
さらに、将来は子どもの食事難や孤食に対する問題を解決するために子ども食堂を始めたい、という思いも語ってくださいました。

取材後、ボランティアについて調べてみると、毎年12月5日が国際ボランティアデーということがわかりました。
そこで、今回はボランティアについてお話をさせていただきます。

◼️ ”国際ボランティアデー”

国際ボランティアデーとは、世界中のボランティアの意義を認知・推進することを目的として、1985年に国連によって定められた記念日です。
毎年この日やその前後に、ボランティア活動を啓蒙するためのシンポジウムや表彰、展示会など様々なイベントが世界中で開催されています。

◼️ ボランティア活動とは

ボランティア活動とは具体的にどのような活動なのでしょうか?

厚生労働省によると、ボランティア活動は個人の自発的な意思に基づく自主的な活動であり、活動者個人の自己実現への欲求や社会参加意欲が充足されるだけでなく、社会においてはその活動の広がりによって、社会貢献、福祉活動等への関心が高まり、様々な構成員がともに支え合い、交流する地域社会づくりが進むなど、大きな意義を持つ活動とされいます。

そして、ボランティア活動への理解を深め、参加を促進するための拠点としてのボランティアセンターが、全国に設置されているそうです。

海岸でごみ拾いをするボランティアの若者たち

◼️ ボランティア活動の内容

ボランティア活動にはどんなものがあるのでしょうか?
ボランティア活動の種類は広範囲で多種多様ですが、主に4つに分類されます。

支援型

災害支援や高齢者向けの介護ボランティア、子ども食堂など、社会的弱者や困っている人を支援する活動です。

交流型

外国人に日本語を教えたり、障がいがある人への手話や朗読、ひとり親の子育て相談会などが交流型ボランティアです。

サービス型

高齢者対象の家事買い物代行や、電話で相談を受ける傾聴サービスなど、持っているスキルを提供するボランティアです。

環境保護型

地域でのゴミ拾い活動から、自然環境を守るためのボランティアまで、国内外で幅広く行われています。

草原で肩を組む4人の若者

◼️ ボランティア活動の多様化

また近年は、活動する主体の個性や事情が様々であることから、多様化社会における新しいボランティアの形が生まれてきています。

スポーツボランティア

現役やOBのプロスポーツ選手やトップアスリートによるボランティア活動です。オフシーズンに福祉施設を訪ねたり、ジュニアのスポーツ指導や地域のイベントに参加するなどの社会貢献活動が挙げられます。

チャリティーサンタ

学生から社会人、年配の方まで幅広い大人がサンタクロースに扮して、申込があった子育て家庭の自宅へプレゼントと共に「特別な思い出」を届けにいく取組です。

住み込みボランティア

一部の農村では少子高齢化が進行し、活性化の担い手となる人材が不足しています。そのような家に住み込みでボランティアをしながら農家暮らしを体験し、農林業や地域づくりの価値や技術を学びます。

ヘアドネーション

小児がんや脱毛症などの病気、事故などで頭髪に悩みを抱える子どもたちに、医療用ウィッグ(かつら)を無償で提供する活動です。美容室や理髪店で切った髪の毛を、ヘアドネーション活動をしている法人や団体等に送る、というボランティアです。

お年寄りと赤ちゃんの手

◼️ さいごに”国際ボランティアデー”に思うこと

「親の雑誌」の取材を通じて、その方の経験や思いや価値観など、その人が歩んできた人生を聞かせていただいています。
今回の取材でも、新たな価値観に触れ、改めてボランティアについて考える機会をいただくことができました。

「親の雑誌 電子版」は、家族のための自分史作成サービス「親の雑誌」から生まれた、人々の人生を綴ったデジタルメディアです。
全ての人にはかけがえのない価値があり、その人が歩んできた人生は、たくさんの出会いで誰かの人生とつながり、この時代を織りなしています。
お一人お一人が生きてきた人生に、ぜひふれてみてください。