fbpx

親の雑誌ブログ

『親の雑誌』 取材担当者 ご紹介 Vol.1 色川美千代

カテゴリー:ブログ

投稿日:2019年01月10日(最終更新:2022年10月08)

親御様が取材担当者と話をするだけで文章が完成する『親の雑誌』
「高齢者のお話を聞く、傾聴をベースにした独自の方法論」を徹底的に指導された取材担当者が、お一人お一人のお話を伺います。
今回は 取材担当者 色川美千代を紹介します。

●Profile:色川美千代(いろかわみちよ)
東京都台東区生まれ、千葉市育ち。高校では廃部寸前だった演劇部に入り部活動に打ち込む。IT関連企業に就職後、人材教育業界に転職。現在、フリーランスでキャリアカウンセリングの仕事にも従事している。

親の雑誌取材担当色川美千代プロフィール

 

私が 取材担当者 になりたいと思った理由

傾聴が得意ではなかったので、学ぶ必要があったんです

実は、たまたま『親の雑誌』取材担当者の募集情報を見たことがきっかけだったんです。「傾聴のプロ」になれると書いてありました。私は、キャリアカウンセラーでありながらも傾聴が得意ではなかったので、スキルアップが必要だと感じていましたし、傾聴を学ぶ絶好の機会だと思って応募したんです。

『親の雑誌』研修後「私にもできるかも!」という自信

ロールプレイ研修では、取材担当者とインタビューを受ける親御様という設定で練習をしました。自分に不足している部分を認識できましたし、人を見て学ぶことも多かったです。取材をさせていただく親御様や状況によって、柔軟にお話をお聞きすることを学びました。研修後は「私にもできるかも!」と自信がつきました。

 

『親の雑誌』 取材担当者 としてデビュー、そして

親の雑誌取材担当者色川美千代3

取材させていただく方のエネルギーを引き出す仕事だと思っています

私が初めて取材をさせていただいた親御様のことは、今でも強く印象に残ってます。実は、訪問取材日の2週間前に体調をくずして入院されていたそうなんです。一時は深刻な状態だったらしいんですけど、取材前にご自宅に戻れるほど回復されたとお聞きしました。インタビュー中、親御様はとても元気にお話ししてくださいました。同席されていたご家族は、最初ハラハラしたけれど途中から安心できた、とおっしゃっていましたね。本当に2週間前に倒れたのかと思うくらいエネルギッシュでしたね。その時に感じたことは、取材担当者としてお話を聞くことは、その方のエネルギーを引き出す仕事でもあるということです。
親御様やご家族もすごく喜んでくださって、人の話に心を傾けて聴くこの仕事を続けていきたいと思いました。

取材担当者 としての経験が仕事への向き合い方を変えました

お聞きしたいことを質問するというキャリアカウンセラーのスキルは役に立っていると思います。また、『親の雑誌』の取材中に、自然と話をしていただけるように言いたいことを引き出すスキルも活かせているんじゃないでしょうか。
キャリアカウンセラーの仕事は、その方の希望条件や今までのご経歴など形式的な情報を重点的にお聞きするんですが、言葉の奥にあるお気持ちや感情に注目することはあまりありませんでした。『親の雑誌』の取材を経験して、限られた時間の中でその人を知ることや深く聞くことの大切さを知ってからは、カウンセラーの仕事への向き合い方にも変化がありました。

 

親御様のお話はまるで素晴らしい本がしゃべっているかのよう!

親の雑誌取材担当色川美千代2

町議会議員さんの取材で学んだ「人を思いやり人のために行動する姿勢」

町議会議員さんの取材をさせていただいたことがあるんです。この方は、どうしたら町が発展するか、どうしたらここに住んでる人たちのためになるのかを常に考えていらっしゃる方でした。地域で災害が起きた場合は、まず町の住民の気持ちを優先して、町民に与える心理的な影響を考えたうえで、ボランティアなどの災害支援を受け入れを検討するそうです。人を思いやり人のために行動するという姿勢をその方から学ばせていただきました。

先が長くないと言われていた親御様「心の健康に年齢は関係ない」

病院で取材をさせていただいたこともありました。親御様ご本人もご家族も、先はあまり長くないとわかっているという状況でしたが、取材では全く悲観的なことはおっしゃらず、前向きなお話をたくさんしてくださったんです。「体の健康は心の健康がなければ成り立たない」という言葉が印象に残っています。それを言葉にできる強い精神を感じ、尊敬の気持ちで一杯になりました。心の健康に年齢は関係ないんだなって気づかせてくれた大切な時間でした。
『親の雑誌』の取材を通じてお話を聞かせていただいたこと、すべてが勉強になっています。
まるで素晴らしい本がしゃべってくれているようなイメージなんです。

取材中は親御様の人生を一緒に経験させてもらったような気持ちに

自分の人生にはない体験を知れますし、追体験できて学びもいっぱいありますね。たくさんの人の人生を深く聞かせていただく仕事はなかなか無いと思います。数時間の訪問取材と電話でのインタビューを通してお話を伺うと、その方の人生の一部を一緒に経験させていただいたような気がするんです。それが取材担当者として一番の醍醐味ですね。私には欠かせない仕事だから続けていきたいし、辞めてしまったら私の人生は面白くないって思ってしまうかもしれませんね。

 

取材担当者 色川美千代からお客様への一言

取材にご同席のご家族にも素晴らしい時間を過ごしていただきたい

訪問取材では、ご家族が同席してくださることがあるんです。その時は、ご家族も親御様のお話を一緒に楽しんで聞いていただけるような雰囲気にしたいと心掛けています。親御様のお話をじっくり聞く機会って、実はあまりないと思うんです。だからご同席されるご家族者もゆっくりした気持ちで参加いただけるようにしたいですね。
これからもご家族が『親の雑誌』作成を楽しいと思ってもらえるようにお手伝いがしたいと思っています。

『親の雑誌』取材担当 色川美千代

自分史を持っている取材担当者

 

株式会社こころみロゴマーク

株式会社こころみ