夏休みの風物詩「ラジオ体操」〜親世代から現代の子供たちまで〜
カテゴリー:ブログ
投稿日:2025年08月13日(最終更新:2025年08月13)

「新しい朝が来た 希望の朝だ 喜びに胸を開け 大空あおげ♪」この歌詞を聞くと、夏休みの早朝にラジオ体操に通った記憶がよみがえる方も多いのではないでしょうか。今回は、日本の夏休みの風物詩として親しまれてきたラジオ体操について、その歴史と現在の状況を探ってみます。
ラジオ体操の歴史 〜いつから始まったの?〜
誕生のきっかけ
ラジオ体操が日本で始まったのは、昭和3年(1928年)11月1日。当時の逓信省簡易保険局(現・かんぽ生命保険)が「国民保健体操」として企画し、NHKラジオで放送を開始しました。この制定には、アメリカの生命保険会社「メトロポリタン生命保険」が1925年から放送していた番組が参考にされました。
<戦前から戦後への変遷>
戦前期(1928〜1945年)
1928年11月:初代ラジオ体操第一制定(国民保健体操として放送開始)
1930年7月:東京神田和泉町でラジオ体操の会(子供の早起き大会)開催〜ラジオ体操会の始まり〜
1932年7月:初代ラジオ体操第二(青壮年向け)制定
1939年12月:初代ラジオ体操第三(大日本国民体操)制定
戦後期(1945年〜)
1946年4月:2代目ラジオ体操(第一〜第三)放送開始
1947年8月:体操が専門的すぎたため、2代目ラジオ体操は普及せず放送中止
1951年5月:3代目・現行のラジオ体操第一制定
1952年6月:現行のラジオ体操第二制定
1953年7月:夏期巡回ラジオ体操会開始
1957年10月:テレビ体操放送開始
1999年10月:「みんなの体操」制定
現在のラジオ体操
現行のラジオ体操第一は1951年に制定され、すでに70年以上の歴史を持っています。年齢や体力に関係なく誰でもできるよう設計され、全身の筋肉や関節をバランスよく動かすことができる優れた健康体操として評価されています。
夏休みのラジオ体操 〜いつから定着したの?〜
全国各地で行われる「夏期巡回ラジオ体操会」が本格的に始まったのは1953年7月から。全国の小学校や地域の子ども会が中心となって、夏休み期間中の早朝体操会が組織されました。
<定着の背景>
・子供たちの規則正しい生活習慣の維持
・地域コミュニティの活性化
・戦後復興期の体力向上への関心
・ラジオの普及による音源の安定供給
1960〜1980年代にかけて、夏休みのラジオ体操は最盛期を迎えました。この時代の特徴として以下が挙げられます。
・朝6時30分から近所の公園や学校で実施
・地域の大人が指導者として参加
・出席スタンプカードで記録
現代の小学生とラジオ体操
<全国的な傾向>
実施地域:60〜70%
地域差が拡大(地方で高く、都市部で低い)
<実施形態の変化>
期間:夏休み全期間から1〜2週間程度へ短縮
時間:6時30分から7時以降へ
<現代の実施状況>
地域主催が中心:町内会との連携が54.3%で最多
運営課題:担い手不足・騒音配慮により期間短縮
全国イベント:NHK・全国ラジオ体操連盟・かんぽ生命による夏期巡回ラジオ体操・みんなの体操会は毎年約40会場で開催

ラジオ体操の現代的意義
健康面
・全身の筋肉をバランスよく動かす
・関節の可動域向上
・血行促進・リフレッシュ
・規則正しい生活リズム維持
・ストレス軽減
社会的意義
・世代を超えた自然な交流
・地域コミュニティの維持と防犯・見守り効果
まとめ
ラジオ体操は1928年に始まり、戦後の復興期から高度経済成長期にかけて、夏休みの風物詩として定着しました。親御様世代の多くが体験したこの活動は、現在も形を変えながら続いています。時代が変わり、実施状況に変化はあるものの、ラジオ体操が持つ健康増進効果や地域交流の意義は今でも変わりません。親御様にラジオ体操の思い出を聞いてみるのもよいですね。
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