梅仕事とは?|初心者でもできる簡単なやり方と親から受け継ぐ暮らし
カテゴリー:ブログ
投稿日:2025年06月26日(最終更新:2025年06月26)

今年は昨年に比べて不作と言われている青梅ですが、それでも6月に入ってからスーパーの店頭で見かけるようになりました。実家に梅の木があったとか、親が親戚や知り合いから梅をもらっていたなんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。「親の雑誌」でもこの時期取材をおこなうと、梅仕事についてお話をされる方がいらっしゃいます。
「梅仕事」と書きましたが、今回は「梅仕事ってなに?」という基本から、初心者でも失敗しにくい梅仕事のやり方、そして親御さんやおばあ様から受け継がれてきた暮らしの文化としての梅仕事をご紹介します。
梅仕事とは?
「梅仕事」とは、6~7月の梅の収穫時期に、青梅や完熟梅を使って保存食を仕込むことを指します。
代表的なものには、
・梅シロップ
・梅酒
・梅干し
などがあります。
以前はどの家庭でも自然に行われていた梅仕事ですが、最近では「季節を楽しむ手仕事」として、若い世代や一人暮らしの方の間にも広まっているようです。
親から受け継ぐ、季節と暮らしの記憶
「梅仕事」と聞くと、実家の台所を思い出す人もいらっしゃるのではないでしょうか。
たとえば、
竹串で梅のヘタを取り除いていた母の手元
ガラス瓶に氷砂糖と青梅を交互に詰めていた様子
完熟梅の香りがふわっと台所に広がる瞬間
私の実家でも祖母、母が梅干しをつくっていたのですが、梅と一緒に赤紫蘇が準備されていたり、梅をざるに広げ干していたことを思い出します。当時は毎年行われている当たり前のことでしたが、今振り返ってみると、一緒に作っておけばよかったという気持ちになります。

梅仕事の種類と初心者向けの簡単なやり方
梅仕事といっても、いきなり梅干しを作るのは少しハードルが高いと感じる方も多いでしょう。
まずは手軽に始められるものからスタートしてみるのがおすすめです。
① 梅シロップ(初心者に最もおすすめ)
【材料】
青梅:500g
氷砂糖:500g
保存瓶(煮沸消毒しておく)
【作り方】
青梅を洗って水に2〜3時間ほど浸けてアク抜きする(そのままでもOK)
しっかり水気を拭き取り、ヘタを竹串で取る
清潔な瓶に、梅と氷砂糖を交互に重ねて入れる
涼しい場所に置き、1日1回瓶を揺すって糖分をなじませる
約1〜2週間でシロップが完成。梅を取り出して冷蔵保存すれば、夏中楽しめます
【楽しみ方】
炭酸水や水で割って「梅ジュース」として。
かき氷のシロップ、ゼリー、ヨーグルトのトッピングにもなります。
② 梅酒
【材料】
青梅:500g
氷砂糖:500g
ホワイトリカー:1リットル
保存瓶(広口)
【作り方】
基本的な手順は梅シロップと同じです。
梅と氷砂糖を交互に入れた後、ホワイトリカーを注ぐだけ。
3カ月ほどで飲めるようになりますが1年ほど寝かせるとまろやかな味になります。
※焼酎、ブランデー、ウイスキーなどでアレンジも可能
③ 梅干し
【材料】
完熟梅:1kg
塩:180〜200g(塩分18〜20%)
赤じそ(お好みで)
【作り方】
梅を水洗い後、しっかり乾かす
塩をまぶして漬物容器に入れ、重石を乗せて2週間ほど漬ける
梅酢が上がってきたら赤じそを加え、さらに数週間置く
梅雨明けの晴れた日に、3日間ほど天日干し
再び梅酢に戻すか、そのまま保存
手間はかかりますが、自分で梅干しを漬けるのも面白い体験だと思います。ちなみに私は梅干しを作ってみようとしたことがあるのですが、天日干しを行った日が強風で、梅がどこかに転がっていったことがあります。天日干しは強風の日は避けることをおすすめします。
梅仕事をするうえでの注意点
使用する瓶や道具はしっかり消毒・乾燥して清潔に保つ
手を抜くとカビや発酵の原因になるため、最初の下処理が大事
青梅には微量の毒性(アミグダリン)があるため、生で食べないこと
梅仕事は、毎日を少し楽しくする
仕込んだ梅が変化していくのを待つ時間も楽しいものです。
「今、漬けているこの梅は、来月どうなっているかな」
「去年の梅酒、まろやかになったな」
そんなふうに、時間がおいしくしてくれるのをたまに観察するのも梅仕事の楽しさの1つではないでしょうか。
親御さんが「梅仕事」をしていたかたもいらっしゃる方は、「梅仕事」について聞いてみてください。また、そうでない方は「梅仕事」やってみたいんだよねや、やってみたよ、などと会話のきっかけにするのはいかがでしょうか。親御さんとの会話が思わぬ方向にひろがったりするかもしれません。
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