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親の雑誌ブログ

親を喜ばせよう!「 敬老の日と親孝行 」|日本文化と2つの価値観

カテゴリー:ブログ

投稿日:2023年09月15日(最終更新:2023年09月15)

日本には美しい伝統と価値観が多くありますが、その中の一つに「 敬老の日と親孝行 」があります。今回は、2つの文化と価値観について考えてみます。

 

敬老の日とは?| 敬老の日と親孝行 

敬老の日は、毎年9月の第3月曜日に祝われる「国民の祝日」のひとつです。「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日」とされ、家族で一緒に過ごしたり、贈り物や手紙を通じて感謝の意を表したりします。また、地域社会でも様々な行事やイベントが行われ、高齢者との交流の場としても機能しています。

 

親孝行と日本文化| 敬老の日と親孝行

昔話の主人公たちの人形 敬老の人親孝行
 親孝行にまつわるたくさんの昔話や民話があるように、親孝行は日本文化において非常に重要な価値観の一つです。ここでは2つの昔話をご紹介します。

養老の滝(岐阜県の昔話)

むかしむかし、ある山奥に病気で寝たきりの父親と幼い息子が二人で暮くらしていました。息子は毎日、山で薪を拾い町へ売に行ったり、川で魚を獲ったりして生活していました。
ある日、息子は薪拾いに夢中になってしまい、山の中で野宿をすることになってしまいました。一夜明あけると、どこからか甘い良い香りがしてきたので、匂いの元を探して歩いていくと、深い谷底に落ちてしまいました。そこには大きな滝壺があって、甘い香りはその滝の香りでした。息子は水を手ですくって一口飲んでみると、体中が熱あつくなって元気が出てきました。これは寝たきりの父親も元気になるかもしれないと思い、滝の水を持っていた瓢箪に入れて持ち帰えり、父親に飲ませました。すると、父親は「これは酒だ!」と言いました。そして、不思議なことに次の日から父親の病気がよくなり、しばらくするとすっかり元気になり働けるまでになりました。
この噂は広まり、感心な息子が病気の父親を養ったことで、人々から「養老の滝」と呼ばれ、長く語り継がれました。(出典:すみからすみまで日本の昔ばなし「養老の滝」)

孝行娘(熊本県の昔話)

昔、宇土(うと)という町に、お静という親孝行な娘がおった。お静は病気がちの母親を助け、茶店を営んでいた。その頃の宇土の殿様である、なわほうきのかみ あきたか(名和伯耆左衛門尉=なわほうきさえもんのじょう)という若い殿様が、一人で城内を見て回りたいと、馬に乗り城を抜け出した。城内にでた若い殿様は、水を掛けられたり犬に追われたり子供にからかわれたりしながら、一人で城内を見回っていた。
そのうち、腹がへってきたのでお静の茶店に立ち寄り、お餅を3皿も平らげた。殿様は、お静の親孝行ぶりに感心しながらも、お餅の代金を払わず立ち去ろうとしたため、食い逃げ犯だと町人達に袋叩きにされてしまった。殿様は、明日にお餅の代金はお城に取りに来るように、と着ていた着物の袖を引きちぎりお静に渡した。袖にあった紋所(家紋)を見て、本物の殿様だったことがわかったお静は、これは大変なことをしたと思い、死をも覚悟してお城に向かった。しかしお殿様は、親孝行なお静に餅の代金とは別に沢山の褒美を渡した。
この話はたちまち城内に広まり、お静の茶店は大繁盛するようになった。この餅は「小袖餅」とよばれ、今でも宇土の名物になっているそうです。
(出典:日本昔話「孝行娘」)

親や家族に感謝し、尊重することは、日本社会の中で根付いている美徳の一つです。
親孝行は、親の年齢や健康状態にかかわらず、日常生活でのちょっとした気配りや思いやりの表れが大切です。親にとって、子供からの温かい言葉や行動は、何よりも価値があるものと言えますね。

 

親孝行の方法| 敬老の日と親孝行 

赤い折り鶴と亀とおじいさんおばあさんの人形-敬老の日 敬老の日と親孝行

一年に一回しかない敬老の日は、親孝行をするよいタイミングの一つです。
親孝行は、贈り物や金特別なイベントだけでなく、日常生活での様々な方法で表現することができます。
ここでは、日常生活でもできる親孝行の一例をご紹介します。

感謝の言葉:日常的に「ありがとう」と感謝の言葉を伝えることは、非常に重要です。親に対する感謝の気持ちを忘れないよう心がけましょう。

手助け:親が困ったことがあれば、手助けをすることが親孝行の一環です。例えば、家事や買い物を手伝うことは喜ばれるでしょう。

時間を共有:忙しい日常生活の中でも、親との時間を大切にしましょう。食事を共にしたり、散歩をしたりすることで、親との絆が深まります。

健康を気遣う:親の健康状態を気にかけ、定期的な健康診断や医師の訪問をサポートすることも親孝行です。

感謝の贈り物:特別な日に親に贈り物をすることも、感謝の表れとして素晴らしい方法です。『親の雑誌』は感謝の気持ちを伝え、写真を整理するなど時間を共有し、そして贈り物として喜ばれる、何よりの親孝行の手段です。

親孝行は、感謝の気持ちを示すだけでなく、家族が協力し親と子どもが助け合う絆が育ちます。
日本文化の美しい一環でもある、敬老の日と親孝行。
高齢者への感謝の心を大切にし、絆を深めていきましょう。

 

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