まずは「聞き上手」を意識しよう ~「親の雑誌を作らない?」の伝え方~
カテゴリー:ブログ
投稿日:2022年01月04日(最終更新:2022年02月21)
親の雑誌を作りたいけれど、親御様にどんなふうに話を切り出せばいいかわからない、というご相談をいただくことがあります。また、「親の雑誌を作りたい」とお父様に伝えたところ「俺の人生はまだ終わらない!」と怒られてしまったので、キャンセルしたいというご連絡をいただいたこともあります。
すんなりOKをもらえた、という方もいらっしゃいますが「自分史を作らない?」と親御様に提案するのはちょっとドキドキしますよね。日頃から頻繁にコミュニケーションをとられていると、すんなり制作に進まれる方が多い印象がありますが、離れて暮らしていらっしゃったり、子育て、お仕事が忙しい方だとそれが難しいこともあるかと思います。
そこで、あまり親御様とコミュニケーションを取れていない、でも親の雑誌に興味がある方に向けて、親御様への伝え方、『3つのポイント』をお伝えします。参考になれば幸いです。
1.否定しない。オウム返しで受け止める
弊社では、親御様のお話を伺う取材担当者のことを聞くことのプロ「聞き上手」です、とお伝えしています。ここではお申込者様にも少し「聞き上手」になっていただきたいんです。
「親の雑誌を作らない?」と伝えたときに「作らなくていい、作りたくない」と言われても、「そんなこと言わないでよ」、「なんでだよ」などと否定しないでください。まずは、「作りたくないんだね」、「作らなくていいと思ってるんだね」などオウム返しで受け止めてください。受け止めることで、親御様も否定されなかったと安心することができます。
2.質問する
受けて止めたあと、なぜ作りたくないのか、作らなくていいと思っているのかを聞いてみてください。もちろん、強い口調ではなく柔らかい口調を意識しましょう。
親御様はいろんな理由を挙げてくると予想されます。
「大したことやっていないから、自分史なんて分不相応だよ」
「話すことなんてないよ」
「自分のことを残すのは恥ずかしい」
「○○(お子様)の金銭的な負担になるから」
「まだ元気なんだから、早いよ」
「終活なんてやりたくない」
「なんだか大変そう」
などなどなど・・・。
その言葉もオウム返しで受け止めましょう。「大したことやってないと思ってるんだね」、「恥ずかしいとと思ってるんだね」ここでも否定しないことで、親御様に安心感を持ってもらいましょう。
そのあとで、こんな説明をしてみてください。「自分史といっても、雑誌なんだよ。ハードカバーのようなものじゃないから、気楽に作れるんだ」
・雑誌形式にしているのは、手軽に読んでいただきたいからでもありますが、制作する際の親御様の心理的なハードルを下げる意図もあるんです。
「お父さんのことだけじゃなく、たまに聞いたことのある、おばあちゃんのこと、おじいちゃんのことももっと知りたいし」
・私のことだけじゃないのねと思っていただくことで、ハードルが下がります。
他にも、「私(お申込者様)が準備や制作会社とのやりとりはするから、お父さんは話すだけでいいよ」、「これまでのことをまとめることで、これからについても一緒に考えていきたいんだ」などと伝えてみてください。
3.ご家族を巻き込む
できるようであれば、お一人で伝えるのではなくご家族を巻き込みましょう!
例えば
・ごきょうだい:ごきょうだい数名からだと断るのが悪い気がするものです。
・親御様の配偶者様:お父様の雑誌を作りたい場合は、「○○(お申込者様)がこんなに言ってるんだから、やってみたら」など、お母様からアシストしていただきましょう。
・お申込者の配偶者様:家族だけど、少し距離のある方に伝えていただくと無下にはできないものです。
・お孫様:「おじいちゃんの雑誌ができるの?読みたい!」などと言っていただくのも効果的です。
また、お申込者にはギフトチケットと親御様向け資料を送付させていただいております。あわせてお使いいただけるとぐっと伝えやすくなると思います。
親御様へ説明するところから、制作はスタートします。ご家族の皆様で楽しんでいただければ幸いです。
お申込み、お問い合わせはお気軽に
お申込みに関するご相談から「親の雑誌」の完成まで、「聞く」プロのコンシェルジュが丁寧にご家族をサポートします。
お申込み前のご不明点だけでなく、不安や心配なことなどございましたら、何でも安心してご連絡ください。
世界に1つしかない雑誌づくりに、お申込者様、親御様がチームになって取り組むサポートをしていきたいと思っております。
一緒に『親の雑誌』の制作ができますことを、心から楽しみにしております。
お申込みは、無料です。
お申込みはこちらから