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私って不思議なことがあってね、夢が現実になることがあるのよ

平成27年12月発行

大内 今朝美

高知県・昭和15年生まれ

人物紹介

大内さんの自分史の表紙

高知県で生まれ、2人の兄と4人の姉に囲まれ育ち、仕事は保育士として活躍。生涯の伴侶二男氏と出会い、一男一女に恵まれました。絵手紙、グランドゴルフなど多くの趣味を持ち、明るく楽しく暮らす今朝美さん。

子どもの頃

大内さんの自分史の本文。子どものころのこと。

小さいころは私はいじめられっ子だったわ。体の具合が悪かったからいじめられてたの。

 

小学校のころは給食は家に戻って食べていたのね、それで家に帰るときになると虫を私に投げつける男の子がいたのよ。私が怖がっているのを知って、あるときお兄ちゃんがその子を馬に乗せちゃったのね。その子は馬に乗った事なんかないから怖がっちゃって。兄が私を守ってくれたの。

 

成績は良かったけれど、勉強は、好きじゃなかったの。クラスで20何人中、4番くらいだったかな、中学は小学校からそのまま上がって同じ感じだったわ。

 

高校に入ると、家から30分下がってバスに乗って通ってたの。バス停までの山道は街灯もないから冬なんて真っ暗でね。母が提灯持って迎えに来てくれて、カバンまで持ってもらってたわ。

 

兄姉にも、母にも手伝ってもらって何もしないで育ったわね。お弁当の世話もしてもらったもの。雪の日に歩くときには、靴にわらを滑り止めに巻いてもらって、きょうだいが前で雪を掃いてくれて、後ろは転んだら困ると支えについてくれてたしね。

 

保育士として

高校卒業したら一休みしたいと思っていたのに、すぐ農協に就職が決まっちゃってそこで働いていたの。数字は得意だったから。成績も4でね。でもね、農協で一通り仕事覚えて4年やったら退屈しちゃったのよ。仕事は1時間で終わらせちゃって、それから保育士の資格を取る勉強することにしたの。十何科目あった資格の勉強をして、実技のピアノは最低限の曲だけ練習して受けたのね。今は孫とどっちが上手か、ピアノの競争してるわよ、だから内緒でちょっと練習しとこうと思って(笑)。

 

資格をとるのは家族に内緒にしていたのよ。試験合格者氏名が新聞に載ってそれで知られてしまったのだけど、資格さえ取ればよくて家族も反対せずに了解してくれたわ。

 

保育士の資格を取って最初の仕事は高知の矢井賀の保育施設で4年いたの。山から海へ出たわけよ。漁師町でね、夫は遠洋漁業で海に行っちゃうようなところ。ここで保母さんになって、子どもはかわいいし、親たちは協力的で楽しかったわ。イワシをバケツいっぱいもらったりもしたわね。

 

次に滋賀県の琵琶湖学園に人が足りないって雑誌に載っていたから行ってみるの。そこで看護師さんと仲良くなって神奈川に行かないかって誘われるのよ。先に看護師さんが移って欠員が出たら私も移るって約束して、結局2人で神奈川の肢体不自由児施設県立ゆうかり園に移ったんだけど、一緒に寮に入って楽しかったわ~。このころはお給料もどんどん上がっていったわねぇ。

 

自分より体の具合の悪い人をケアすること、手間がかかる子どもを褒めたりして認めてあげる、そうすると上達するのがとてもやりがいがあったのよ。

主人との出会い

大内さんの自分史の本文。ご主人との出会い。

 

ゆうかり園で働いていた時に、週に何回かで勉強会があったのね。そこで主人と出会ったの。最初の印象は面白くもなんともない人だったわ、ピンと来なかったしね。

 

そのうち主人がアメリカに留学することになって、文通をしようということになったの。アドバイスする人がいて「英語漬けの毎日だろうから日本語が恋しくなるはず」って言われて、1週間に1回手紙を出したの。そして主人から手紙でプロポーズされたわ。新婚旅行は伊豆に行ったわよ。

 

私って不思議なことがあってね、夢が現実になることがあるのよ。主人のことも結婚前に実家の庭に主人がいる夢を見ててね、あら~って思ったのよ。保育士の仕事は女の職場で、男の人はいないの。そのころはたいていの保育士は学校の先生と結婚したものよ。訓練士と結婚したのは私1人くらい。

 

主人は40~50歳のくらいの婦長クラスの女性によくモテたの!「大内さん、大内さん」ってよく声かけられてたわね。逆らわないからじゃない?フフフフ。主人は怒ったことがないのよ、でももっとはっきり自分のこと言えばいいのにね。

 

ご本人のコメント(アンケートより)

初めてのことで驚きと、皆ほめてくれ満足しています。姉、兄から電話がありとても喜んでくれました。茨城と高知と遠いところに住んでますので、よかったと思います。

よく話したことをまとめていただいたと思います。ありがとうございます。特に話すこともないと思ってましたが、思い出したことが多かったように思います。ありがとうございました。

 

担当者コメント

お茶目で優しい今朝美さんは、じつは行動派であったり、他愛ない毎日がこんなにも輝いているのをご自身は気づいておいででしょうか。いろいろなお話を聞かせてくださってありがとうございました。
 何でもない毎日というビーズを年月という糸に通すと、とてもきれいな首飾りができるのですね。これからもキラキラしたビーズの一粒を作り続けてください。

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