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自分史作成サービス「親の雑誌」お客様の声

米寿のお祝いとしてプレゼントしました

(写真:お父様の「親の雑誌」とお父様が「親の雑誌」を配った際に同封したお手紙

お申込者であるお子様(飯塚悦子様)にお話を伺いました。

【飯塚悦子様プロフィール】

栃木県日光市出身。茨城大学教育学部卒業後、栃木県日光市のホテルに勤務。結婚と共に宇都宮市に移り、ビューティアトリエグループに勤務。理美容室の運営本部にて、企画やセミナー事業、飲食事業に携わっている。大学1年、中学3年、小学5年の三姉妹の母。

―「親の雑誌」を制作したきっかけを教えてください

父は本や新聞をたくさん読むんですが、自分史が作れることを新聞の記事で知ったらしく、原稿を書き出しました。そんな父を見て、私は仕事でつながりのある印刷会社に、自分史を作れるにはどうしたらよいか相談しました。そうしたら自分史を作るには100万円以上かかるという話でした。さすがにそんな費用は出せないけれど、どうにか形にしたいとネットで調べていたときに「親の雑誌」を知りました。

父は年を重ねてから、昔の話をするようになったんです。6年前に母が他界して、一人暮らしになったんですが、それからさらに昔の話をするようになりました。私も父の話を聞いて、波乱万丈な人生を送ってきていることを知り、残したいと思いました。 きょうだい共通の話題としても、父が自分史を作りたがっているというのがありました。

2023年3月で父は88歳になったんですが、米寿のお祝いのプレゼントは何にするかと相談していたこともあり、「親の雑誌」制作をきょうだいからのプレゼントとして渡しました。

―「親の雑誌」の制作をお父様に伝えたときのご様子は?

まず資料を読んでもらいました。最初は、自分で書いたものをどうにかしたいと思っていたようです。私たちが「プロに聞いてもらってまとめてもらうのが、スピード感もあるし、現実的じゃないかな」と伝えて理解してもらいました。

―事前準備(プロフィール、年表の作成、掲載写真の準備)はお父様と一緒に行われたのでしょうか?

基本的には私が父に聞きながら準備しました。年表は、父はかなりしっかり覚えていました。尊敬の域ですね。ただ出来事一つ一つの話をしてしまうので、なかなか進まないんです(笑)。

写真選びはとても大変でした。昔の写真はあるんですが、しまっている場所が分からなくなっていたので、探し出すのが大変でした。父の記憶の中にある「あんな写真」がなかなか見つからなかったです。写真選びは姉にも手伝ってもらいましたね。

―取材に同席されて感じたことはありますか?

長時間、取材していただいてありがたかったです。身内だとああいう聞き方はできないです。インタビュアーの方の聞き出すうまさもあるとは思いますが、うなずきながら、前のめりで聞いていただいたことが、うれしかったんだと思います。プロの方に聞いてもらうことで大満足していたようです。取材が終わった後に、「こんなに長い時間しゃべっていたのか」と言っていました。

私の長女も取材には同席しました。長女はおじいちゃんが大好きなんですが、そのおじいちゃんの話を聞いて、尊敬の念が増したようです。

取材を通して知れてよかったことがあります。ひとつは、父の母への思いです。父は昔の話をよくしますが、母に対する思いを聞くことがなかったんです。こんなふうに思っていたんだ、と知れたことはよかったです。

もうひとつは、父は幼少期の悔しさをバネに生きてきたということ。私は会社員ですが、兄は医者、姉が薬剤師なんですね。父は苦労しながら、子どもに質の高い教育を与えたんだなと思いました。もちろん、父の期待に応えた兄と姉もすごいと思います。父には「財産は教育で残す」と言われていたんですが、それは幼少期の悔しさからきているんでしょうね。

―完成した雑誌はいつお父様へ渡されたんですか?

父からはいつできるのかと、頻繁に催促されていたんです。本当は、兄と姉にも協力してもらったので、みんながそろうお正月に渡したかったんですよ。でもあまりにも頻繁に催促されるので、兄と姉に許可を得て先に渡しました。原稿を確認しているので、ある程度は分かっていたと思いますが、とても喜んでいました。

雑誌が届く前に知り合いに送るときの手紙を書いていたんです。それくらい待ち遠しかったのだと思います。「俺の人生に興味を持っている人に送るんだ」と言っていましたね。 制作の過程で、デザイン校正紙(文字原稿と写真がレイアウトされたもの)が私のところに送られてきたので、父に渡して確認をお願いしたんですが、最後の家族メッセージのページはその段階で父に渡していないんですよ。出来上がってきてからのお楽しみにしてほしくて。それも喜んでもらえました。

―完成した雑誌を見たご家族からの反応は?

兄に感謝の言葉をもらいました。「自分には、こういったことはできない。感謝している」と言われましたね。兄は「親の雑誌」を読んで、孫たちに一冊ずつ渡した方がいいということで増刷もお願いしました。

―「親の雑誌」を作ってみて、どのような方がこのサービスを利用するのがよいと感じられましたか?

私にとって、「親の雑誌」を作ることは、父への感謝と尊敬の気持ちを形にすることでした。親御さんへの感謝や尊敬を形にしたい人にはいいサービスだと思います。自己満足もあると思いますが。

一緒に作業をするのもいいですよね。プロフィールや年表を作れることで、改めて趣味や座右の銘を知る機会になりました。一緒に取材に行ったり、原稿を読んだりするのも、「親の雑誌」を通してしかできないことですから、そういった体験をしたい人にも向いていると思います。

作る前に「親の雑誌」の資料を見ただけでは分からなかったんですが、作る過程も楽しかったのは、いい意味で予想を裏切られましたね。出来上がってみて、リーズナブルだと感じました。話を聞いてもらって、細かいやり取りをしてもらって、こんなに安くていいのかなって。申し込む前は高いと思いましたが、過程や工程を知ると、価格に対しての満足度はとても高いです。

親御さんへの感謝や尊敬を形にしたい人であれば、作ってよかったと思えるものが出来上がるんじゃないでしょうか。

 

 

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