夏の”暑さ対策”~熱中症予防に取り入れたい3つのポイント~
カテゴリー:ブログ
投稿日:2022年07月06日(最終更新:2022年07月19)
夏の”暑さ対策”~熱中症予防に取り入れたい3つのポイント~
気象庁がこんな注意喚起をしていることをご存知ですか?
『今年は、熱中症が発生するリスクが高くなる』
これは、今年の梅雨明けが記録的に早かったため、多くの人が暑さに慣れていないことによるそうです。全国的に見舞われた猛烈な暑さは一旦落ち着きましたが、湿気が多く蒸し暑い夏は始まったばかり。引き続き、熱中症には注意が必要です。
そこで今回は、”熱中症”や”暑さ対策”に関する情報をお届けします。簡単にできる【経口補水液の作り方】や【高齢者の症状チェックリスト】も紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
- ~トピック~
- 熱中症と主な症状
- こんな人は特に注意
- 熱中症は予防が大切”暑さ対策”3つのポイント
- 1. 体力づくりで熱中症を予防
- 2. 日常に取り入れたい熱中症対策
- 3. 自宅で作れる経口補水液
- 熱中症かなと思ったら
- 高齢者の症状チェックリスト
熱中症と主な症状
熱中症とは、高温多湿な環境で、私たちの身体に生じるさまざまな症状の総称です。これらの症状は、脱水症と異常な高体温によって起こります。
熱中症による脱水は、主に「脳」「筋肉」「消化器」に影響を与えます。めまい、立ちくらみ、筋肉痛、こむら返り、食欲の低下、吐き気などは熱中症の初期症状の主なサインです。重い症状の場合は、激しい頭痛や40度近い高熱がみられる場合があります。
こんな人は特に注意
高齢者
高齢者は、温度に対する感覚が弱くなるため、「暑い」と感じにくくなったり、体内の水分量が減少していたり、のどの渇きを感じにくくなったりすることで、熱中症にかかりやすくなっています。実際に、熱中症患者のおよそ半数は65歳以上の高齢者です。
子ども
子どもは汗をかく能力が未発達のため、深部体温は大人よりも大きく上昇し、熱中症のリスクが高くなります。
その他、屋外で働く人、キッチンで火を使う人、スポーツをする人、スポーツを観戦する人も注意が必要です。
熱中症は予防が大切”暑さ対策”3つのポイント
ここでは日頃の生活で取り入れることができる3つの熱中症予防対策を紹介します。
1. 体力づくりで熱中症を予防
2. 日常に取り入れたい”熱中症”と”暑さ対策”
扇風機やエアコンを使用して温度や湿度を適度に下げましょう。カーテンや簾などのひよけを活用して直射日光を避けるのも有効です。
通気性や吸水性や速乾性にすぐれた素材の服で暑さ調節をしましょう。熱を吸収しにくい白や淡い色を選ぶのもポイントです。
通気性のよい帽子をかぶったり、遮熱コーティングがしてある日傘をさしたりして、直射日光を避け、体感温度を下げましょう。
3. 自宅で作れる経口補水液
経口補水液は、電解質濃度が高く、水と電解質の吸収を速めるため、軽度から中等度の脱水症処置に適しています。
日本ユニセフ協会で紹介されている経口補水液の作り方は次の通りです。
- 用意するもの
- ① 沸騰させて殺菌した湯冷まし-1リットル
- ② 砂糖-小さじ6杯
- ③ 塩-小さじ半分
以上を混ぜて出来上がりです。飲みやすくするために、レモンの果汁を絞って入れてもよいとのこと。
こちらでさらに詳しい経口補水液の作り方を紹介しています。
熱中症かな?と思ったら
熱中症は命に関わることもあります。すぐに医療機関へ相談しましょう。応急処置をすることで症状の悪化を防ぐことができます。
高齢者の症状チェックリスト
最後に、高齢者の方のためのチェックリストをご紹介します。
- 〈高齢者の症状チェックポイント〉
- □なんとなく元気がない、言葉数が少ない
- □落ち着きがない
- □食欲がない
- □眠りがち
- □便が硬くコロコロしている
- □脈が速い
- □舌が乾いている
- □手足が冷たい
毎日の天気や気温チェックも大切です。
環境省では、暑さ指数や熱中症アラートを配信しています。熱中症予防行動に役立てましょう。
日頃から、熱中症にならないための工夫をして、暑い夏を健康に過ごしましょう。
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